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ラクトフェリンは哺乳動物の乳に含まれる重要なたんぱく質で、特に人間の初乳に豊富に含まれており、新生児の健全な成長と感染症からの保護に寄与しています。初乳には100ml あたり約600mg のラクトフェリンが含まれており、これはコップ1 杯の水に角砂糖半個が溶けた割合に相当します。人間の常乳ではその量は減少し、牛乳中のラクトフェリン濃度は人間の母乳の10 分の1 です。ラクトフェリンは、1939 年に最初に牛乳から発見されました。研究が進むにつれ、鉄を結合する力が非常に強いことがわかり、「ラクト(乳)」の中の、「フェリン(鉄)」を結合するたんぱく質ということから「ラクトフェリン」という名前が付きました。この性質が有害な微生物の生育を抑制する働きにつながっています。
ラクトフェリンは母乳だけでなく、鼻汁、唾液、涙、白血球など、体のさまざまな部位にも存在し、粘膜や病原体の侵入経路である部分で分泌されていることから、全年齢の人の健康を守る役割を果たしていることがわかります。これはラクトフェリンが単に乳児の成長を助けるだけでなく、幅広い保護機能を持ち、人体の健康維持に広く関わっていることを示しています。
冬の期間に200mg または600mg のラクトフェリンを毎日摂取することで、急性胃腸症状の発症率が低下し、さらに発病した人々においては、下痢の期間がラクトフェリンを摂取していたグループで短縮されたとの結果が見られました。
日常的にラクトフェリンを含む製品を100mg/ 日の量でよく摂取している人は、冬の期間にノロウイルスによる胃腸炎にかかる率が低いという報告があります。
ラクトフェリンは、食中毒菌が腸管細胞に付着して増殖するのを防ぐ効果が期待されています。これは、IgA(免疫グロブリンA)という免疫物質の増加を促し、菌の腸管細胞への付着を未然に防ぐ働きによるものです。実際にラクトフェリンを加えたミルクで育てられた新生児では、糞便中のIgA レベルが高く、大腸菌群の割合が低下するという結果が見られました。これにより、ラクトフェリンが腸内環境の健康をサポートすることが示唆されます。
ララクトフェリンには、試験管内での実験を通じて、ウイルスや細菌の活動をブロックする機能があることが確認されています。これには、腸内での下痢や嘔吐などの症状を引き起こす可能性のある病原体が細胞に付着するのを防ぐ効果や、食中毒菌の付着たんぱく質を分解する効果が含まれます。また、ラクトフェリンには抗菌作用もあり、大腸菌などの細菌が増殖するのを抑える効果も試験管レベルで確認されています。これらの特性により、ラクトフェリンは感染症の予防や治療において有益な可能性を秘めているとされています。
ラクトフェリンには鉄分の吸収を助ける機能があり、これが貧血の改善に役立つとされています。また、ラクトフェリンを摂取することでニキビ症状が改善されたり、肌の潤いが保たれるといった、皮膚の健康に関するプラスの効果が報告されています。これらの性質により、ラクトフェリンは栄養補助食品やスキンケア製品などで注目されている成分の一つです。
シールド乳酸菌は、森永乳業が長年の研究から発見し、保有している数千の菌株の中から、免疫力をアップさせる働きに注目して選ばれたヒト由来の乳酸菌です。サプリメントなどの健康食品だけでなく、ヨーグルトや味噌汁など生活に身近な食品でも利用できる乳酸菌です。
シールド乳酸菌® は、その名が示す通り、人の免疫システムを強化することで体を保護するように作用する乳酸菌です。この乳酸菌は腸内の免疫細胞を刺激して活性化させ、侵入してきたウイルスや病原菌、さらにはがん細胞など体に有害なものを排除する人体の自然な防御メカニズムをサポートします。免疫細胞の約60%が腸内に存在しており、シールド乳酸菌® は特にこの腸内免疫にアプローチし、体の免疫力を高めるとされています。
シールド乳酸菌® は腸内の免疫細胞を活性化させることで、免疫力を向上させ、風邪などの病気の予防に寄与する可能性があります。免疫システムが強化されると、体は病原体や他の有害な要素に対してより効果的に対応できるため、健康維持に役立つと考えられています。
シールド乳酸菌® は腸内の免疫細胞に作用し、免疫力の向上を助けることで、特に免疫力が低下していると感じている人に推奨される乳酸菌です。
シールド乳酸菌® を継続的に摂取することで、風邪にかかりやすい人々の風邪の自覚症状が抑制されたり、気分がポジティブに保たれたりする効果が報告されています。
ガセリ菌SP 株は、内臓脂肪を減らす働きが科学的に実証された乳酸菌です。
「ガセリ菌SP株」は、内臓脂肪蓄積の要因となることがわかっている過剰な脂質吸収を抑えるはたらきがあります。
※腹部内臓脂肪面積の変化量(12 週間摂取し続けた場合)*プラセボヨーグルトと比較して有意差あり、P<0.05 出典 髙野義彦ほか薬理と治療,41,895 903(2013 2013)“「ガセリ菌SP株」を用いた実験結果(本試験は掲載した機能性表示食品を用いた試験ではありません。研究レビューの対象となった論文のうち、代表的な一報を事例として提示しています。)”